ABOUT
むすひの誕生とその想い
合同会社むすひは2021年よりその活動をはじめました。
そのきっかけとなったのは、代表社員が食品廃棄の現場とその瞬間に居合わせたことに起因します。
食べられる可能性のある食品が、様々な理由で捨てられている現実。フードロスという言葉は知っていたし自分なりに理解や実践もしていたけれど、現場で見た光景とそこで起きた現実は心に何とも言えないモヤモヤを残しました。
廃棄現場には、様々な食材が想像以上にありました。そこで偶然見つけたフルーツ。他の多くの食材と共に、無造作にそこに置かれていました。
ぱっと見まだ食べれそうだなと思いながらその場を離れてしまった数分の間に、フルーツと共にそこに置かれていた食材がパッカー車で「ゴミ」として運ばれ、戻った時には跡形もなく消えていました。
食材は消えてなくなったのではなく捨てられた。いや、自分が捨ててしまったんだと。
目の前で起きた現実を、言葉にできない罪悪感を、信頼できる仲間達に話しました。
そこから少しずつ、自分達でできることを試行錯誤してきました。
廃棄予定の食材等を自分達でピックアップし、試作や試食を繰り返しました。フードロスの現実を伝え体感する機会としてワークショップやワンデイカフェを開催し、実際に廃棄予定の食材等に触れ、調理したり食べてもらう機会を作りました。
活動を続けていく中で、様々な場所で「食べられるものが捨てられる」現実を思い知りました。「捨てたくて捨てているわけではない」という関係者の思いや、捨てざるを得ない「見えない理由」も数多くあることを知りました。
合同会社むすひは
フードロスの現実から目をそらさないこと
フードロスを減らすビジネスモデルを構築すること
サスティナブルな地域社会を創造し続けること
をスローガンに掲げ、2023年に設立しました。
社名にある「むすひ」とは、「むすび(結び)」という言葉の語源とされています。古来より日本では「願いを込めて結ぶことは、人の想いまでをも留まらせることができる」と考えられてきました。「結ぶ」という言葉には「繋げる」「まとめる」「創る」「固まる」「締める」などの意味もあり、ご縁や心をつなぐ意味としても使われます。
合同会社むすひは、様々な活動を通じて
新たな価値と文化を創造し社会にもたらすこと
様々な社会課題を解決する結び目になること
未来につながる食・自然・人との「輪」を生み出すこと
を目指しています。
主な業務内容は下記の通りです。
・商品の企画、製造、販売及び輸出入
・各種商品のOEM製造
・商品の宅配及び通信販売
・デザイン及び広告、コンサルティンク
・イベントの企画及び運営
・人材育成・能力開発のための教育事業
お問い合わせはこちらまでお願いします。